Chikanism

現実と非現実のあいだ

空が白くて

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昨日はどんよりした曇り空だった。グレーというより白に近い。

バンクーバーの秋冬はそういう日が多かった。霧雨が降る。すっきり晴れる日なんてほとんどなかった。

インターンの面接に行った帰りに見かけたオブジェのようなものを思い出した。あの日も雨と曇りのあいだのような天気で、芝生は濡れていた。学校に戻るとアドバイザーに呼ばれて、面接に落ちたことを知った。

 

一昨日大きなミスをした。学ぶことは多かったけど未然に防ぐ方法に思い至れなかったことが悔しくて、お客さんの信頼を失ってしまうのが情けなかった。それに先輩にがっかりされるのも悲しかった。

今日もまたミスをした。悔しいとか情けないとか悲しいとかそういう気持ちでいっぱいになって、あんまりご飯も食べられる気分じゃなくて、サンドイッチを頬張りながら「みんな最初はこんなミスばっかりしたのかなあ」なんて考えた。

やってしまったことはもうどうしようもないので、二度と同じことをしないようにするしかない。でも、すごそうに見えるあの人も最初はこんな失敗をたくさんしてきたんだろうか。本当に?

 

 

 

留学に行く前、きっと想像もできないほどつらいこととか悔しいことがあるだろうなあと思ってた。うまくいくことばっかりじゃないって、なんとなく想像していた。

仕事を始める前も、同じような気持ちになった。挫折みたいなこととか、どうしようもなく悔しいこととか、泣きたくなることだってたぶんたくさんあるだろう。

 

仕事が一段落して、コーヒーを買いにカフェへ向かいながら、バンクーバーのカフェで泣いていたころを思い出した。肌寒くてどんよりした日で、ホットチョコレートを頼んで、泣くつもりはなかったけど涙が溢れた。

そんな日もあったなといつか思えるのかな。今日のことも。