Chikanism

現実と非現実のあいだ

きっとまだこれから

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Google Mapのタイムラインをたまたま遡っていたら、元恋人の家が記録されていて複雑な気持ちになった。覚えていなくてもいいことなんて山のようにあるはずなのに、色んなことが電子化されて難しくなったもんだなあ、と思う。消したはずの写真なんかも、iCloudに残っていたりして。

 

25年住んだ京都は、当たり前だけど25年分のいろいろが詰まっている。道を歩けば思い出す光景があるし、思い出す人がいる。元恋人の家は近鉄沿線だった。最後に家に行ってから近鉄には乗っていないけれど、中高も近鉄沿線だったので、その道中で中高時代のことを思い出したりした。

出町柳の近くに好きな人が住んでいたことがあって、近くに行くと一緒に歩いたことを思い出す。それと同時に病院で実習していたときも出町柳に原チャを停めていたので、実習時代に就職と留学で悩んでいた日々も懐かしい。

大学の図書館にはタリーズが入っていて、食堂が営業していない日はよくそこで朝ごはんを食べて国家試験の勉強をしていた。わたしがよく食べていたのはアボカドペーストの乗ったホットドッグだ。カフェラテを頼んで、はちみつをたっぷり入れていた。今でもタリーズに行くとあの日々を思い出して少し辛くなる。

同じ街で過ごせば過ごすほどうれしいことも悲しいことも積み重なって、わたしにとって京都は好きでもあり嫌いでもある。

 

 

それに比べて東京は、まだ半年だ。悲しいことや嫌なことがなかったと言えば嘘だけど、それもまだ半年分。思い出すことが少なくて、住みやすい街だ。でももう、帰省してから最寄り駅に戻ってくるとホッとした気持ちになるほど馴染んだ。

新しい土地で仕事を始めて、たくさん初めてがあった。これからだって楽しいことも嬉しいことも、悲しいことも悔しいこともぜったいたくさんある。それもぜんぶひっくるめて、東京という街をもっと好きになりたい。

 

今週のお題「好きな街」

 

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