Chikanism

現実と非現実のあいだ

ピンクじゃなくて赤

とても人気だという香水を見に行った。オーガニック系コスメブランドのシンプルできつくない香り。いくつか種類があって、ぜんぶ嗅いでみた。店員さんが、「最近うちの香水が人気で、予約しないと手に入らないこともあるので、気になったらぜひ」と言って来月発売の香水を試させてくれた。ベリー系の甘い香りだったけど、しつこさはない。

 

ぜんぶ良い香りだった。でも買わなかった。良いけど、すごく好き、ではない。

 

たくさんの人が良いというモノ、人気のもの、万人受けするモノ、そういうのを選べない自分にがっかりした。

たとえばわたしもジルスチュアートのリップが欲しい。キラキラしたもの、かわいいもの、かわいい女の子が持っていそうなもの。薄いピンクのリップとか、ピンクのネイルポリッシュとか、コスメに限らず花柄のフレアスカートパステルカラーのワンピース。そういうものを、ずっと選べなかった。

 

良いなとは思ったけど、似合わないなと諦めたり、好きではないなと思ったり。

結局わたしは薄ピンクではなく真っ赤なリップを選んでしまうし、ピンクではなくくすんだグレーのネイルポリッシュを選ぶし、フレアスカートじゃなくタイトスカートを穿く。

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万人受けみたいなものは選べないけど、まぁいいのかな、自分の好きなものを選んだほうが幸せな気もするし。赤いリップを塗ってないと元気が出ないけど、それがわたしだ。