Chikanism

日々感じること考えることを大事にしたい感じ。

たまに真面目な話

メディアに関わりたいと思ってた時期があって、そういう軸で就活してたこともあった。情報って世の中に溢れてるのに欲しい情報が入ってこなかったり、それによって機会損失が生まれたりしてしまうのがもったいないと思ってたから。

というのは自分が薬学部に入学してから「こんなはずじゃなかった」と思うことが多くて、もっと事前に情報を集められていたら違ったかもしれない、だからなるべく必要な情報が必要な人に届く社会にしたい、そういう考えからメディアに関わりたいと思っていた。

同時に医療健康に関するメディアの問題とかもあって、そういうちゃんと情報の取捨選択ができな人、とくに医療みたいな専門性の高い情報は絶対に困る人も多いだろうから、そういうところを解決したいなあとぼんやり思ったりもした。

 

さいきん副業を探していて(副業禁止なのだが)、免許を使ってできそうな仕事があったので始めようと思った。実名顔出しだったので本気でやるなら会社に交渉しないといけないんだけど、どうしても引っかかるところがあって、結局踏み切れなかった。

内容はウェブメディアの記事監修と執筆で、免許をつかうということはつまり医療情報を扱うメディアだ。単価も結構良い。扱うのは一般医薬品だから作用も強くはないけど、当然のことながら他人の健康を、命を左右する可能性のあることだ。これが責任ということで、責任のぶんの給料なんだなと初めて実感した。

ただ内容は指定があった。タイトルの一覧があるのだ。記事中の薬に関する事実に嘘偽りがなくても、結果としてユーザーを悩ませるんじゃないかとかこの記事を読むことがユーザーにとってベストなのかとかを考えると、どうしても違う気がして、それをたとえ受託でもやろうとは思えなかった。

綺麗事かもしれない。でもわたしはウェブが好きだし、できれば人のためになる使い方がしたい。わたしは医療方面で明確なビジョンがあるわけじゃないけど、それでも自分の良心とかに逆らうような免許の使い方はしたくなくて、なんか違うなっていうモヤモヤを抱えながらいるくらいならやらないほうが良いんだろうなあ。

 

違和感を大事にしなさいと言われたことがある。就活してたときに面談してくれたひと。話を聞いてくれていろいろアドバイスをくれて、「会社とか見てて違和感を感じるなら、その違和感を大事にしたほうがいいですよ」と言ってくれた。そのときもなんとなく違うな〜と思う会社があったのだけど、今回のこれもそういう違和感なのかもしれない。自分の感覚、大事に生きよう。

(まだ断ってないんだけど、ちゃんと断ろう…)