Chikanism

現実と非現実のあいだ

どうでもいい話

思い出さなくてもいいことを思い出さなくなる日が来るのかな

夜桜を見に行こう、と約束して見に行ったのはもう何年も前のことだ。 本当は昼のお花見が良かったけれど、当時は大学のサークル(のようなもの)が忙しくて時間がとれなかった。 サークルが一緒だった彼とは、何回かデートをして、手を繋いで歩いてはいたもの…

たくさんの瞬間を更新して

大好きな先輩と飲みに行ったら、彼は話の中で「人生で一番楽しかった時期っていつ?」と聞いた。 わたしはちょっとだけ今までの人生を振り返ってみたけど、悩む間も無く「今ですね」と答えた。 先輩は驚いたようで「今なの?それすごいなぁ」と言う。すごい…

星になる

大学のクラスメイトが亡くなった。 朝まで職場の同期と飲んで、家に帰って暖房をガンガン効かせた部屋でうとうとしていると、友人から連絡が入った。「昨日の夜、○○くんが亡くなったそうです」スマホに映し出されたその文字は何度読み返しても信じられず、彼…

シュガー・ラッシュ・オンラインを観てきました

エンディングで流れるイマジン・ドラゴンズのZero、とても好き。 まわりのIT業界の人や、ディズニー好きの妹にも「IT、ネット業界のひとは楽しめると思う」とずっと言われていて、それをやっと観に行ってきた。 シュガー・ラッシュの1のほうは観てなかったけ…

優しくすること、傷つけないこと

ちょっと悲しいことがあって泣いちゃった。2週間くらい前に課長に「そんなんだからやる気ないって思われちゃうんだよ」って言われたとき以来だから意外と頻繁に泣いてる。 誰かを喜ばせたいっていうのは割とよくあると思うんだけど、それって悲しくさせない…

美しくなりたい

美容院に行った。髪色を暗くしてもらって、ちょっと毛先を切って整えてもらって、トリートメントをしてもらった。初めて行って以来ずっと通っていたのだけど、家の隣に美容院ができてしまったので3ヶ月ぶりだった。担当さんは「3ヶ月どこ行ってたの、今日は…

わたしのサンタさん

25歳、就職で上京するまでずっと実家に住んでいた。その間、バンクーバーに住んだり祖父母宅に住んだりしたこともあったけど、基本的にはずっと京都市のちょっと外れで過ごした。 小学校から私立に入学したので近所に友達は住んでいなくて(それでなくても子…

この瞬間が永遠に続くか、そうでなければ人生が終わってしまえばいい

いまこの瞬間に死んでしまいたい、そう思ったことがある。大好きなバンドのライブの最中、一番好きな曲のイントロが流れてきた瞬間。 狭いライブハウスの真ん中前寄り、前の曲が終わって一瞬世界が暗くなる。赤や緑の照明がチラついて、興奮でファンが前に押…

2年前の「今日」

2年前の12月1日、わたしはバンクーバー空港にいた。当時好きだった人の帰国日だった。たまたまその日はインターン先のクリスマスパーティで、出勤が昼からで良かったので、彼の見送りに行くことにした。 ウォーターフロントの駅で待ち合わせをした。ウォータ…

時間の速さに追いつけない

さっきインスタを見たらバンクーバーにいた頃通ってた学校の同級生(日本人の女の子)が「この二年であなたの髭が伸びてわたしの髪も伸びたね、あれからもう二年なんて信じられないけどたくさん会えなくても幸せです愛してる」みたいなコメント付きでカナダ…

キャラメルクレープと26歳

仲良しの女の子が5年くらい付き合っていた彼氏と別れた。彼女らは大学2年生の終わり頃に付き合い始めた。わたしはその1ヶ月くらいあとに初めての彼氏と付き合い始めたけど、彼女らはわたしたちが付き合っていた期間の2.5倍ほど付き合っていたことになる。 結…

あのときのデニーズ

バンクーバーにいた頃のインターン先の隣はデニーズだった。 京都ってデニーズがなくて、知ってはいるけど行ったことはなかった。カナダでも行こうかどうか悩みつつ結局行かなかったけれども。たまにco-workerがデニーズでお昼を買ってきて、ちょっとくれた…

普通という呪い

普通ってなんなわけ、そういう言葉に縛られたくないわ(関西弁)、なんて心の中で毒づくくせに、心の中では「普通になりたい」と渇望している自分がいる。それに気づくたびに普通ってなんだろう、と思う。でも普通になんてなれないんだろうな、とも。 この世…

自分の気持を伝えられるようになりたい

漫画はあまり読まない方だけど、珍しく定額制の漫画アプリをダウンロードしてみた。少女漫画みたいなのをいくつか読んだ。主人公が24〜30くらいのOLの。 やっぱり物語なのでストーリーがうまく進みすぎたりイベントが起こりすぎるところはあるんだけど、キャ…

優しさについて

できるだけ誰かに優しくいたいと思うのは、わたしが誰かの優しさを受け取って生きているから。 自分が悲しい気持ちになったら、いつも、わたしは誰かに同じような気持ちを味あわせたくないなあってすごく思う。わたしは何気ない一言とか、たぶん悪気のない物…

空が白くて

昨日はどんよりした曇り空だった。グレーというより白に近い。 バンクーバーの秋冬はそういう日が多かった。霧雨が降る。すっきり晴れる日なんてほとんどなかった。 インターンの面接に行った帰りに見かけたオブジェのようなものを思い出した。あの日も雨と…

きっとまだこれから

Google Mapのタイムラインをたまたま遡っていたら、元恋人の家が記録されていて複雑な気持ちになった。覚えていなくてもいいことなんて山のようにあるはずなのに、色んなことが電子化されて難しくなったもんだなあ、と思う。消したはずの写真なんかも、iClou…

劣等感に埋もれる

自分にたいして価値なんてないって、認めるのは怖かったし、辛かった。でもなんとなくわかってもいた。 まわりのひとはみんなすごくて、わたしは何もできない。劣等感で死にそうになる。ほんとは昔からわかってたけど、気づかないフリをしてた。 友人たちは…

ただ時間だけが過ぎてく

数日前に26歳になった。 歳を重ねるたびに思うけど、26歳になる日が来るなんて思ってもなかった。もう丸々25年も生きてきたのかという驚き。 生きてみればあっという間で、気持ちはまだ23歳くらい。あの頃と変わったことなんて、自分を取り巻く環境くらいに…

感情は自分のもの

少し前に読んだ本に、感情に良いも悪いもないのだ、というようなことが書いてあった。確かにそうだよね。だって感情は自分のものだし、わたしがそう感じているのは事実なんだから。 だけどわたしは「こういうふうに思ってしまうのおかしいのかな」とか、「こ…

夢うらない

夢をみた。 長らくみた夢のことなんて覚えてなかったのに、さいきんよく夢を見るので気になって夢占いのサイトを調べた。 とはいえ別に素敵な夢だったわけではない。おとといの夢に出てきたのは、トイレだった。植物園のトイレに行った。誰かがわたしを待っ…

夜に溶ける

昔読んだ小説に、女の子が枕の下にチョコを隠しておいて、彼がシャワーが浴びている間にこっそりつまむシーンがあった。ちゃんと覚えてないけど、たぶん戻ってきた彼とキスして、いたずらっぽく笑うんだ。 眠れない夜、ベランダのそばに座り込んで普段は吸わ…

コーヒーの香りのあの街

コーヒーの香りなんてそこらじゅうに溢れてるはずなのに、なぜかありふれたコーヒーの香りでバンクーバーの街を思い出した。 通っていたカレッジのあるガスタウンは少し古い面影を残す街だ。レンガ造りの建物が並び、風情がある。蒸気で動く時計があって、た…

薬剤師国家試験の心得

最近検索での流入が多いので、国試のことを。 いつから勉強を始める? まず、今(9月)から勉強を始めても間に合います。わたしは8月くらいから始めましたが、最初のうちは勉強の仕方がわからず全然進まないし、できないし、覚えられないし。やってもやって…

ピンクじゃなくて赤

とても人気だという香水を見に行った。オーガニック系コスメブランドのシンプルできつくない香り。いくつか種類があって、ぜんぶ嗅いでみた。店員さんが、「最近うちの香水が人気で、予約しないと手に入らないこともあるので、気になったらぜひ」と言って来…

ゴールは来ない

社内にはまだ8割くらいのひとが残っている夜18時半過ぎ。お客様から電話がかかってきた。「ちかさんまだ会社にいますか?よかった~~!○○の件なんですけど…」 わたしが会社にいるとわかると、すごく安堵したような声を出す相手。まだ1回しか会ったことはな…

笑顔でいられる人になりたい

表情は相手のためにある、ってどこかに書いてあった。自分の感情を自分のために伝えるんじゃなくて、相手のため。不機嫌そうにしてたら「なんか気に触ることしたかな?」って相手に思わせてしまうってことかな。 「なんか怒ってる?」 先輩が言った。営業で…

ありきたりなことしか言えなかったあの日

寒い日だった。カナダではボクシングデーの次の日で、わたしはその名残を楽しもうとダウンタウンに行ったけど、結局ロクシタンのフェイスクリームしか買わずにただ街を歩いていた。 たまたまツイッターを見ると日本の友人が悩んでいるようなツイートをしてい…

ドギーバッグの中の思い出

レストランで余った食べ物を持ち帰らせてもらうための入れ物をドギーバッグというのだけど、よく考えたらあまりきれいな表現じゃなさそうだ。 日本ではあまりなさそうだけどカナダにはあった。やっぱり食べ物の量が多いからかもしれない。 わたしもその入れ…

オレンジの街頭は寂しくなる

バンクーバーの街頭はオレンジ色だった。 冬は暗くなるのが早かったので、16時ころにインターンが終わって帰っても道は暗かった。でも時間が早いというのだけが救い。たまに夜遅く帰るときは心細かった。一人で異国の夜道を歩くのはなんとなく寂しかったのだ…