Chikanism

現実と非現実のあいだ

劣等感に埋もれる

自分にたいして価値なんてないって、認めるのは怖かったし、辛かった。でもなんとなくわかってもいた。 まわりのひとはみんなすごくて、わたしは何もできない。劣等感で死にそうになる。ほんとは昔からわかってたけど、気づかないフリをしてた。 友人たちは…

ただ時間だけが過ぎてく

数日前に26歳になった。 歳を重ねるたびに思うけど、26歳になる日が来るなんて思ってもなかった。もう丸々25年も生きてきたのかという驚き。 生きてみればあっという間で、気持ちはまだ23歳くらい。あの頃と変わったことなんて、自分を取り巻く環境くらいに…

やりたいことってなんだっけ

10年後にやりたいことを考えていた。 会社で1年後の目標を発表する機会がある。でもなんか大したことは思い浮かばなくて、最近ずっと考えていた。本を読んだりもした。 見かねた先輩が時間をとってくれて、たくさん話した。「10年後なにしたいの?ふわっとで…

感情は自分のもの

少し前に読んだ本に、感情に良いも悪いもないのだ、というようなことが書いてあった。確かにそうだよね。だって感情は自分のものだし、わたしがそう感じているのは事実なんだから。 だけどわたしは「こういうふうに思ってしまうのおかしいのかな」とか、「こ…

夢うらない

夢をみた。 長らくみた夢のことなんて覚えてなかったのに、さいきんよく夢を見るので気になって夢占いのサイトを調べた。 とはいえ別に素敵な夢だったわけではない。おとといの夢に出てきたのは、トイレだった。植物園のトイレに行った。誰かがわたしを待っ…

夜に溶ける

昔読んだ小説に、女の子が枕の下にチョコを隠しておいて、彼がシャワーが浴びている間にこっそりつまむシーンがあった。ちゃんと覚えてないけど、たぶん戻ってきた彼とキスして、いたずらっぽく笑うんだ。 眠れない夜、ベランダのそばに座り込んで普段は吸わ…

コーヒーの香りのあの街

コーヒーの香りなんてそこらじゅうに溢れてるはずなのに、なぜかありふれたコーヒーの香りでバンクーバーの街を思い出した。 通っていたカレッジのあるガスタウンは少し古い面影を残す街だ。レンガ造りの建物が並び、風情がある。蒸気で動く時計があって、た…

薬剤師国家試験の心得

最近検索での流入が多いので、国試のことを。 いつから勉強を始める? まず、今(9月)から勉強を始めても間に合います。わたしは8月くらいから始めましたが、最初のうちは勉強の仕方がわからず全然進まないし、できないし、覚えられないし。やってもやって…

ピンクじゃなくて赤

とても人気だという香水を見に行った。オーガニック系コスメブランドのシンプルできつくない香り。いくつか種類があって、ぜんぶ嗅いでみた。店員さんが、「最近うちの香水が人気で、予約しないと手に入らないこともあるので、気になったらぜひ」と言って来…

ゴールは来ない

社内にはまだ8割くらいのひとが残っている夜18時半過ぎ。お客様から電話がかかってきた。「ちかさんまだ会社にいますか?よかった~~!○○の件なんですけど…」 わたしが会社にいるとわかると、すごく安堵したような声を出す相手。まだ1回しか会ったことはな…

笑顔でいられる人になりたい

表情は相手のためにある、ってどこかに書いてあった。自分の感情を自分のために伝えるんじゃなくて、相手のため。不機嫌そうにしてたら「なんか気に触ることしたかな?」って相手に思わせてしまうってことかな。 「なんか怒ってる?」 先輩が言った。営業で…

ありきたりなことしか言えなかったあの日

寒い日だった。カナダではボクシングデーの次の日で、わたしはその名残を楽しもうとダウンタウンに行ったけど、結局ロクシタンのフェイスクリームしか買わずにただ街を歩いていた。 たまたまツイッターを見ると日本の友人が悩んでいるようなツイートをしてい…

ドギーバッグの中の思い出

レストランで余った食べ物を持ち帰らせてもらうための入れ物をドギーバッグというのだけど、よく考えたらあまりきれいな表現じゃなさそうだ。 日本ではあまりなさそうだけどカナダにはあった。やっぱり食べ物の量が多いからかもしれない。 わたしもその入れ…

オレンジの街頭は寂しくなる

バンクーバーの街頭はオレンジ色だった。 冬は暗くなるのが早かったので、16時ころにインターンが終わって帰っても道は暗かった。でも時間が早いというのだけが救い。たまに夜遅く帰るときは心細かった。一人で異国の夜道を歩くのはなんとなく寂しかったのだ…

スタバとアルバム

日差しが強い夏の日、花火大会に行った。お昼すぎから場所取りをしようと思ったのだけど、外に座ってるには暑すぎて、しりとりにも飽きて、荷物だけ置いてカフェに行くことにした。近くにあったスタバに入る。ヨーグルト系のフラペチーノのが期間限定だった…

25歳と26歳のあいだ

冷静と情熱のあいだ、生物と無生物のあいだ、25歳と26歳のあいだ。なんとなくそれっぽく聞こえる気がしたので並べてみた。あいだってなんなんだろう。どこで明確に変わるんだろう。 年齢は幾分か「あいだ」がわかりやすい気がする。生まれて26年目に入れば26…

赤いマフラーとドーナツ

地元の最寄り駅に寂れたショッピングモールがあって、最寄り駅なので(とはいえ家からはバスがないとたどり着けない)中学生の頃からよく通っていた。何階のどこにどんな店があるかは隅々まで把握していた。 大学生になって原チャに乗るようになってほぼ使わ…

コーヒーの味なんて気にならなかった頃

コーヒーの無料券があるから、帰りにマクドに寄ろう。わたしはそう言って彼女を誘った。 彼女はすぐに行くと答えた。わたしたちはバスで駅まで向かって、駅の近くのマクドナルドに入った。 高校3年生の夏。帰りにカフェに寄るお金なんてなかった。マクドナル…

ぬるい生クリーム

「(ホットチョコレートのうえの)生クリームちょうだい」と言うと、「めずらしいね、お前が自己主張するの。ほら、食べな」とそのひとは笑った。 彼はひとりではホットチョコレートをのまない。わたしがホットチョコレートが好きだから、彼はいつもホットチ…

置き去りにしたものたち

まだ暑さの残る9月5日、ちょうど2年前にわたしはバンクーバーへ向かう飛行機に乗っていた。一人で飛行機にのるのは初めてだった。 一人で降り立ったバンクーバーの空港で、iPhoneを取り出して空港のWi-Fiに繋いだ。機内モードを切っても電波は入らない。スマ…

9月のあの日

1年前、テレビで放送していたラプンツェルを観ていた。なぜか覚えていないけどわたしの部屋に妹が来ていて、ディズニー好きの妹が観たいというので、2人で観た。 ラプンツェルを観るのはそのときが初めてだった。話の内容はあまり覚えていないのだけど、なん…

本当はパンケーキが食べたかったよ

夏の暑い日、駅で待ち合わせをしていた。彼は笑顔でこちらを見て、手を振った。おはよう、と昼なのに挨拶して、歩きだす。「お腹すいた?」と彼が言い、わたしはうん、と頷く。続けて彼は言う。「なに食べたい?」。 何が食べたいか、と聞かれてわたしが答え…

誰もわたしを待ってない

家を出て、2時間歩いた。行き先は決まっていた。いつも仕事に行くときにバスで通る、バンクーバーとノースバンクーバーをつなぐライオンズゲートブリッジ。 どうしてもあの橋を間近で見たかったし、そしてそこから夕日が見たかった。 あの大きな橋を本当に人…

小さくなった劣等感

留学してたころ、クラスのみんなはわたしより数倍英語が話せた。わたしは中高大とずっと英語はできるほうだったけど、そんな日本のなかの「できる」なんて通用しないレベルだった。英語って英語を話さざるを得ない環境にいくと本当にぐんと上達するもんだ。 …

緑のワンピース

京都の伊勢丹の屋上みたいなところ、デートのあとに座って話したりするのに御用達の場所。 わたしたちは京都タワーの地下で夕飯を食べて、屋上で座って話をしていた。 その日は焼き鳥を食べた。彼はハイボールが好きだ。わたしは好きじゃないけど。たぶんカ…

嫌いだったなあ、昔はもっと、自分のこと

「わたしってお父さんとお母さんの悪いところ寄せ集めたみたいな感じやんな」と言ったことがある。お母さんに。 そのあとどう言われたかも覚えてないし、お母さんがどう思ったかもわからない。もう覚えてないかもしれない。たぶんわたしは泣いてた。泣きかけ…

同期と友達のあいだ

「もうご飯食べた?」「...Never mind.」 同期の男の子から立て続けにLINEが来た。土曜日の夜。 ちょうどマツエクが終わったばっかりだったので、「食べてないけど、なに?」と返すと、今から食べようと言う。ボルダリング帰りでカフェに居るというので、て…

たまに真面目な話

メディアに関わりたいと思ってた時期があって、そういう軸で就活してたこともあった。情報って世の中に溢れてるのに欲しい情報が入ってこなかったり、それによって機会損失が生まれたりしてしまうのがもったいないと思ってたから。 というのは自分が薬学部に…

夏休みの感想文(日記)

8月が半分終わった。いや、半分以上。 お盆休みが9日あった。 8月11日(土) 所属しているNPOのメンバーと打ち合わせをした。本当は午後に総会があったけど出席できないので、作成しようとしている動画の原稿を考えた。動画の内容はアプリの使い方説明だ。男…

夢とかやりたかったこととか

夢は叶うよ、と言われたら、そうかもしれない、と思う。 雨乞いみたいなもので、諦めなければ追いかけ続けられる。チャンスは黙ってても降ってくるものじゃないけど、準備してたら気付けるし、掴めるんじゃないかなあ。 何かをやりたいと思ったときに背中を…