Chikanism

現実と非現実のあいだ

劣等感に埋もれる

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自分にたいして価値なんてないって、認めるのは怖かったし、辛かった。でもなんとなくわかってもいた。

まわりのひとはみんなすごくて、わたしは何もできない。劣等感で死にそうになる。ほんとは昔からわかってたけど、気づかないフリをしてた。

友人たちはみんなかわいいけど、わたしはかわいくない。

絵がうまい子、楽器ができる子、スポーツができる子、勉強ができる子。上には上がいて、わたしはいっつも下だった。絵を描くのは好きだったけど友人たちのほうが上手だったし、勉強もある程度できたけど1番にはなれなかった。英語も得意だったけどもっと流暢にしゃべる帰国子女が山ほどいて、大学に入ればGPAは真ん中より下、順位で言えば下から数えたほうが早い。留学したらクラスで何も話せずもちろん一番できないし、就活をすればいつまでも内定がもらえないし面接で「まだ内定がないってことはなにかしら問題があるのでは(直訳)」と言われた。

 

他人と比べて優劣つけるのがすべてじゃないってわかってきた。でもまわりと比べて自分は、と思ってしまう。

うるせ〜〜〜〜他人と比べる必要あるか?!?!とは思ってみるものの、結局自分にしかない価値なんて見つけられないし、仕事する上で他人と比べてしまうのも仕方がない気がする。評価基準は相対評価ではなく自分の立てた目標が達成できたかどうかの絶対評価なのだけど、でもやっぱり同期や先輩とも無意識に比べてしまうし、比べられていると思う。

入社前に役員さんに「同期と比べてるようじゃダメだよ」って言われた。同期と比べてるくらいじゃダメで、もっと上を見ろってことだと思う。上を見たら上には上が永遠にいて、追いつけるレベルでもなくて、劣等感でどうしようもない気持ちになる。

 

自分でやりたいことと目指す先をはっきり認識してからやたらめったら他人と比べることはなくなったような気もするけど、それでもふとした瞬間にあの人達に比べて自分に何ができるんだろうという気持ちになる。他人と比べてないで自分のやるべきことをやらなければならないのに。

 

ただ周りを見て少しでも焦りを抱くことはやる気というかきっかけにもなる気がするから完全には悪くないんだろうけど。

でもこの問題には解決策は出てこなさそうだ。自分のダメなところが見えるからそこをなんとかするために頑張れるようになりたい。というか頑張る。

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ただ時間だけが過ぎてく

数日前に26歳になった。

歳を重ねるたびに思うけど、26歳になる日が来るなんて思ってもなかった。もう丸々25年も生きてきたのかという驚き。

生きてみればあっという間で、気持ちはまだ23歳くらい。あの頃と変わったことなんて、自分を取り巻く環境くらいに思える。具体的には大学を卒業したこととか東京に住んでいることとか。

 

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誕生日の前の週末は帰省していて、しかも風邪をひいた。喉が痛いし鼻水がとまらないしで、でも帰ったからには友人に会って、両親や祖父母に会って。東京に戻ってきたら翌日は仕事でアポが3件続いていて、その次の日は全社的な飲み会があって1年目はその幹事もあり、その翌日はキックオフでのプレゼンもあった。

バタバタしてるうちに過ぎ去っていって、別に変わったこともこれと言ってない。25歳はわたしの想像してた25歳ではなかったし、26歳も想像と違う感じになるんだろう。想像通りなのも面白くはないから、それはそれでいいのかもしれない。

 

キックオフで1年後の目標を話す機会があって、前回の記事でも書いたけど将来やりたいことやそれを見据えた目標について考えた。そしたら目の前のことにいっぱいいっぱいで忘れかけてた色んなことを思い出せた。先輩は「たまにこういうことを考えなきゃいけないんだよ、忘れちゃうでしょ。そしたら身につくスキルが結果論になっちゃうから」って言ってた。たまに考えるようにしよう。

26歳もなんとなく過ごしてても過ぎていくけど、そうならないようにやりたいこともやりたくないこともはっきりさせて、ちゃんと努力しようと思う。歳はあんまりとりたくないけど、そのぶん色んな経験もできるはずだし、初心と謙虚さと感謝を忘れずに生きます。

ちなみに25歳のうちに一人でラーメン屋さんに行けるようになることが目標でしたが無理だったので、26歳のうちに行けるようになることを目標にします。

 

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やりたいことってなんだっけ

10年後にやりたいことを考えていた。

 

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会社で1年後の目標を発表する機会がある。でもなんか大したことは思い浮かばなくて、最近ずっと考えていた。本を読んだりもした。

見かねた先輩が時間をとってくれて、たくさん話した。「10年後なにしたいの?ふわっとでもいいよ」先輩が黙って、わたしが話すのを待っていたので、ぽつぽつと考えていることを話した。

別に10年後って決めてるわけではないけど、将来やりたいこと、考えてること。

わたしはインターネットが好きだ。だからずっと関わっていたい。じゃあなんで好きかと言うと、インターネットには可能性があると思うから。日本においてはほぼ誰にでも均等に手が届く場所だから。なんでもできる。

 

ちかさんが強くそう思うってことはさ、と先輩が言う。「しかも薬学部出たのにわざわざうちの会社にいるわけじゃん。そう思う原体験がなにかしらあるんでしょ?」

言葉にうまくできなくて、悩んだ。ふたつある。

ひとつは、自分が情報不足で困った体験だ。もしも大学に入学する前に、薬学部の実態を知っていたら(薬剤師になるための予備校に近い感じ)、薬学部を選ばなかった。でもそれを知る術がなかった。だから、知らないことで損になるという、機会損失を防ぎたいという思いがある。同時に、情報があふれかえる社会で、うまく情報を取捨選択できないひともいて、だから必要な人に必要な情報が届くようになって欲しい。

もうひとつは、インターネットがあったから、ひとりじゃないと思えたことだ。中学生くらいのころ、いじめられていて、そんなにひどいいじめとかではなかったけど、学校は嫌いだった。でも家でインターネットに繋ぐとその向こうにはたくさん人がいて、やりとりをして、顔も見たことない人と盛り上がれた。わたしはひとりじゃなくて、世界は広い。それを教えてくれたのがインターネットだった。今もツイッターで知り合った人に直接会うこともあるし、meetupとかのイベントで知り合うこともある。昔はmixiなんかでも同じバンドが好きな友達を作って、遊んだりライブに行ったりしていた。

 

なんかそういう話をした。だから必要な情報が必要な人に届く世界になって欲しい、今の仕事もある意味そういう側面を持っている。でもいずれはtoCのコンテンツをやる方向に進みたい。いずれは会社を出るという話もして、言わないほうがいいかなと思ったけど、先輩は「そうだよね」と言ってくれた。

じゃあそのために今できることってなんだろうね、ってたくさんヒントをくれた。今の仕事もそういうことできるよね、その中でスキルとして身につけられることってなんだろうね。

 

色んな思いでここに来たはずなのに、目の前のことに手一杯になって忘れかけていた。いずれそっちに進もうと思っているはずなのに、そのために今なにをすべきなのかを考えずにいた。

こうやって目の前のことをこなしててもスキルは身につくけど、それって結果論のスキルで、必要なスキルを身につけるにはどうしたらいいかっていうのを考えて行動しないと欲しいスキルは身につかない。

 

「たまにこういうことを考える必要があるんだよ」と先輩が言った。忘れちゃうでしょ、わかんなくなるでしょ、って。そのとおりだ。

目的もなくがんばるのも悪くない。でもやりたいことがあるんだからそれを見据えて走らなきゃいけない。ちゃんと見直して、そしてまた走る。

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感情は自分のもの

少し前に読んだ本に、感情に良いも悪いもないのだ、というようなことが書いてあった。確かにそうだよね。だって感情は自分のものだし、わたしがそう感じているのは事実なんだから。

 

だけどわたしは「こういうふうに思ってしまうのおかしいのかな」とか、「こんなふうに感じる資格ないのかも」とかよく思ったりしてた。

わたしが悲しいって思う資格ないんじゃないかとか、泣くのおかしくないかなとか、特にネガティブな感情を持つことに対して、ダメなんじゃないかなと思いがちで。あとは怒れなかったり、腹が立つことがあっても大人げないかなって流してしまって、モヤモヤとした気持ちをずっと引きずったり。

表情としての感情表現も苦手なんだけど、そもそも感情を感じることが苦手なのだ。感じるだけなのに。

 

正しいとか正しくないとか、良いとか悪いとか、たぶんそういうのなくて、自分の感情を素直に受け止められるようになろう。今年の目標。あと3ヶ月くらい意識してみる。

夢うらない

 

 

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夢をみた。

長らくみた夢のことなんて覚えてなかったのに、さいきんよく夢を見るので気になって夢占いのサイトを調べた。

 

とはいえ別に素敵な夢だったわけではない。おとといの夢に出てきたのは、トイレだった。植物園のトイレに行った。誰かがわたしを待ってくれていて、トイレを済ませてその人の待つ自販機に向かった。

トイレでスッキリする夢なら、不安に思うことや問題がスッキリなくなりそうとのこと。探す夢なら心に溜まった愚痴や不満などを吐き出したいという気持ちの現れらしいけど、ちゃんと見つかったので問題なさそうだ。

 

昨日の夢にはプールが出てきた。これは生活が落ち着いて穏やかな心の状態を表しているらしい。ついでに人魚が出てきたのだけど、こっちは自分の中にある不必要なものを取り払いたいという心の現れです、と書かれていた。さらに潜在能力が引き出されるチャンス、自分磨きにはいい時期です、だそう。

 

まとめると、不安や不満とかがなくなってすっきりして、穏やかになったってことだろうか。次のチャンスに向けて準備でもしたらいいのかな。

 

考えてみてもそんなに不安なことは思い浮かばなかったけど、強いて言うなら仕事のことだろうか。月末に初めて案件を受注した。運要素が強かったのだけど、その前々週と前週にメールしたりアポをとったりしていたおかげではあった。

その案件が上手く進むか不安で(というかミスをしていないか不安で)、実は夜ほとんど眠れない日もあった。数日前に無事終わり、いろいろと大変だった9月の営業日も終わった。

それでちょっとホッとしたのだろうか。

 

当たってるかはわからないけど、無意識な不安や安堵があるのかもしれない。わたしはいつも自分のことがよくわかっていないから。夢っていつもよくわからないものだけど、本当に不思議だよね。

 

そして今日みた夢には大仏が出てきてツーショットを撮ってたんだけど、仏像の夢もかなり良い夢らしい。仕事の上昇を暗示だって。

夜に溶ける

昔読んだ小説に、女の子が枕の下にチョコを隠しておいて、彼がシャワーが浴びている間にこっそりつまむシーンがあった。ちゃんと覚えてないけど、たぶん戻ってきた彼とキスして、いたずらっぽく笑うんだ。

 

 

 

眠れない夜、ベランダのそばに座り込んで普段は吸わないタバコに火をつける。儀式みたいなものだ。なんだか突然どうしようもない気持ちになることがあって、だいたいそういうのは深夜だ。床に触れるつま先が冷たい。

世界でわたしだけ、人間として欠陥品のような気分になる。どうしたらいいかわからなくて、チョコレートをひとつぶ口に含んだ。ラッキーストライクの後味と混ざる甘ったるいチョコの味。美味しいかどうかもよくわからない。

 

なにもない暗闇を見つめながら、最近読んだ哲学みたいな本の内容が急に腑に落ちた。かといって解決策は見つからない。外は雨だ。少し開けた窓の隙間から冷たい風が入ってくる。

 

夜更かしはよくないってわかってる。目を閉じて5秒で意識がなくなればどんなにいいか。不眠がちのわたしには夢のまた夢だ。

そろそろ寝られるだろうか。わたしは枕の下にチョコは隠さないけれど、甘さと苦さを引きずったまま目を閉じた。明日の朝が、晴れだと良い。

コーヒーの香りのあの街

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コーヒーの香りなんてそこらじゅうに溢れてるはずなのに、なぜかありふれたコーヒーの香りでバンクーバーの街を思い出した。

通っていたカレッジのあるガスタウンは少し古い面影を残す街だ。レンガ造りの建物が並び、風情がある。蒸気で動く時計があって、ただの時計なのにちょっとした観光スポットだ。そのすぐ横にスタバがあって、観光スポットの近くだから常に混雑している。

 

わたしはそれまであまりカフェに行かない人間だったのだけれど、自販機がないこの街ではカフェ以外にどこで飲み物を手に入れたらいいのかわからないくらいカフェだらけだったし街を行く人はみんなコーヒーを片手に歩いていた。

 

わたしがよく行っていたのはその蒸気時計をスタバをもう少し通り過ぎたところのThe Coffee Barというカフェだった。ここは少し落ち着いたところで、人もそんなに待ってなくて、言わば穴場。チャイラテが美味しかった。

「どこか水を買えるところ知らない?」と聞いたら先生が教えてくれたのだ。

 

朝ルームメイトたちと家を出てバス停でバスを待っていたあの時間、駅から学校までぼんやり歩いていた道、たまに行ったジャパニーズレストラン。

 

最近の肌寒さは9月のバンクーバーみたいだ。空気が少し澄んで、ちょっと寒くて、コーヒーの香りが漂っていた街。