Chikanism

女子大生の脳内お花畑系なブログ。日々感じること考えることを大事にしたい感じ。

おとなになっても夢がある

「ねぇ、将来の夢はなあに?」

 

友人が、親戚の子供に言われたらしい。彼女は、言葉を詰まらせたという。

 

「考えてみたら、わたし、生まれてから将来の夢なんて持ったことなかったかも」

彼女は言った。

 

「わたしたちってもう24だしさ、仕事にも就いてるし(ちか以外)、今更将来の夢なんてって思ったけど、そういうのって大事だよね。気付かされちゃった」

 

 

小さいころ、将来の夢はなにか?というのはよく聞かれた質問だ。幼稚園や小学生のころはパン屋さんとか、ペットショップの店員とか、ケーキ屋さんとかが多かった。中高生になるとあまりそういう話題は扱われなくなった。それでも多いのは、教員や保育士や看護師のような気がする。

 

わたしは過去の記憶を辿ってみても、幼い頃に「何かになりたい」と夢みた記憶がない。そういえば中学生か高校生くらいの頃は裁判官になりたいと思ったことがあったけど理系科目のほうが勉強が楽しかったのでやめた。メイクさんになりたいと思ったこともあったが、専門学校に通うのを親に反対され諦めた。今になって思うと、わたしはメイクが好きなわけではなく自分の顔がコンプレックスなのでそれを隠したいだけだったし、メイクは好きにしても誰かにメイクを施したり化粧品を開発することに興味があるわけではなかった。

 

大学生になって、薬剤師は絶対に違うという気持ちが強くなるばかりで、それ以外に具体的にやりたいことがあるわけでもなく日々が過ぎていった。わたしが薬に関係する仕事はしないという決意を固くしていった6年間の間に友人たちは夢を見つけて卒業していった。

夢なんてなかったという冒頭の彼女は「安定してるから公務員がいいな」との言葉通り公務員になったし、大学に通って夢が見つかったと看護師の専門学校に入学した子もいたし、インテリアコーディネーターの夢を諦めきれずに1年で転職した子もいたし、就職2年目で他にやりたい仕事を見つけて1から勉強を始めている子もいる。

 

そんなわたしも最近ようやくやりたいことがなんとなく見つかった。それより前に決めた留学だったけれど、やりたいことと留学の関係性も見つかった。活かせると思う。

思えばわたしはこの6年間、「薬学部」に縛られすぎていた。教授たちが見据える「薬剤師国家試験合格」というゴール、病院に勤めたいという友人たち、「いきなり薬局に勤めたらその先絶対病院では働けないよ」という言葉、企業なら製薬企業かCROなど薬関係という常識、「薬学部です」と言ったときの「将来安定だねえ」という周りの大人たち。

もっと自由に自分の将来を決めていいんだ、と気付かなかった。

その縛りを外したら、やりたいことなんて山のようにあったのに。人生1回なんて足りなさすぎる、そう思えるほどたくさん。20代が3回あったらあと4回くらい大学に通いたいし、そのうち1回くらいは海外の大学に通ってみたい。情報系の勉強もしたいし経営の勉強もちょっとしてみたい。

 

大人になったら夢を持っちゃいけないなんて決まりはない。

わたしは夢もやりたいこともいっぱいある。全部は叶えられないと思うし、いずれ変わるとも思う。だけど忘れたくない。

 

密かな夢が、老後に書道教室を開きたいってやつ。他の夢も、堂々と語れるようになれたらなと思う。友人に「夢を語るのって恥ずかしいから気をつけような」と忠告されたけどね!!